ケンタッキー州は、日本とのビジネス関係を大切にしています。
1974年に、ヤマザキマザック株式会社が日本企業として初めてケンタッキー州に製造工場を開設し、以後15回の拡張が行われてきました。それ以降、1988年にはトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー株式会社が、初のアメリカ製カムリを製造しました。その後1,000万台がケンタッキー州の製造ラインから出荷され、北米最大の製造工場となりました。現在、トヨタは当州で11,500人以上の州民を雇用しており、既に60億ドル超を投資しています。
また、ケンタッキー州には180社以上の日本企業が進出し、44,000人以上の人が雇用されています。トヨタとヤマザキマザックのほか、日立、曙ブレーキ、サントリー、住友、三菱など、多数の企業が州内に大規模な拠点を構えており、当州に進出する企業は増え続けています。進出企業の業種はさまざまで、生産品目は、自動車、蒸留酒、航空宇宙、アルミニウム、化学製品など、多岐にわたります。
ケンタッキー州で生産された無数の製品は、日本の家庭や企業で毎日のように使われています。ちなみに、昨年のケンタッキー州から日本への輸出額は、物品とサービスを合わせて11億ドルに上り、日本は当州で7番目に大きな輸出先なのです。
日本との関わりも深く、ケンタッキー州は北杜市、川西市、桑折町、田原市、田鶴浜町、日進市、新ひだか町、島本町との間で姉妹都市提携が結ばれるなど、日本自治体との間で友好・協力関係を深めています。
当州は、海外からの投資を得るために真摯に努力してきました。州内には、現在34か国約500社以上の外国企業が事業を展開し、約100,000人以上が雇用されています。その約40%が日本企業です。
日本のビジネス・コミュニティーや市民と築き上げた長年にわたる良好な関係は、当州にとって誇りです。すでにケンタッキー州に進出している企業、これからの進出される企業からも、新たな投資を歓迎いたします。
ケンタッキー州にあるアジア(日本)資本の企業